正しいヘアケアをご紹介!

2021-01-18 10:32:00

これから冬本番!!

紫外線・乾燥対策は欠かせませんよね!

ひょっとしてその紫外線対策は顔と身体だけだったりしませんか?

忘れられがちですが、髪もしっかり紫外線のダメージを受けているんです。

冬の髪はパサつきがちで、髪のダーメジが深刻に!?なんてことも少なくありません。

髪こそ日々のケアを大切にして、夏も美髪で過ごしましょう!


なぜ紫外線で髪はパサつくの?


1年のなかで髪が一番ダメージを受けるのが紫外線の多い夏です。

ではなぜ髪はパサついてしまうのでしょうか?

身体の中で最も太陽に近い髪が受ける紫外線量は顔の2倍~3倍と言われています。


髪の毛の主な成分は「ケラチンタンパク質」という線維性の硬タンパク質からできています。

この「ケラチンタンパク質」はアミノ酸が多く集まってできており、活性酸素を持つ紫外線を浴びることで分解されてしまい髪の強さやしなやかさが奪われてしまうのです。

紫外線は髪を保護するキューティクルも剥がしてしまうため、髪の水分量が奪われてしまい枝毛、切れ毛、裂け毛、パサつきの原因になっています。


紫外線のダメージは頭皮にまで及びます。

髪の毛は「毛球」にある「毛母細胞」という部分が細胞分裂を繰り返すことで、生えることに繋がっています。

この「毛母細胞」が紫外線のダメージを受けると機能が低下してしまい、抜け毛や薄毛という深刻な悩みに発展してしまうのです。

髪を紫外線から守る方法


【UVカットスプレー】

髪には髪用のUVカットスプレーがあります。

スタイリングスプレーのように髪に吹きかけるだけですが、効果は強くありません。
スプレータイプは2時間~3時間おきにつけ直しが必要ですが手が汚れずヘアスタイルも変えないので、外出先でつけ直しもしやすいです。

最近では髪以外にもそのまま全身使えるものも多いので、1本持っていると持ち運びもできて便利ですね!


【帽子や日傘】

帽子や日傘の色は濃ければ濃いほど紫外線を透してしまう値を示す「透過率」が低いといわれています。

ずばり黒が「透過率」が一番低くおすすめなのですが帽子などの場合、黒は「熱がこもって暑い!」「夏には色が暗すぎる!」という意見も少なくありません。

麦わら帽子は涼しげで夏らしいですが、素材に隙間があって風通しも良い分紫外線も透すので紫外線対策には向いていません。

最近では白系の色でもUVカット加工や紫外線吸収剤が含まれており、オシャレで夏らしい色でもしっかり紫外線を防げます。

紫外線吸収剤は洗濯を繰り返すことで徐々に効果が薄れてしまうので、汗をかいて洗濯をすることを想定したらUVカット加工の素材を選ぶのが良いです。


日傘には紫外線を遮る値を示す「遮光率」というものがあります。

「遮光率」が99%以上であれば安心して使えますし、「遮熱加工」が施してある傘は熱がこもらないので購入する際はチェックしておきましょう。


髪と頭皮のケア方法



どんなに紫外線に気を配っていても、紫外線をしっかり浴びてしまう日もあります。

では紫外線を浴びてしまった髪には何をしてあげたらいいのでしょう?

ダメージを受けた髪に一番良いのは保湿です。

髪をシャンプーするときは「界面活性剤」の含まれていないものを使うのがベストです。

「界面活性剤」という化学成分は洗浄力があるものの、頭皮に必要な皮脂・潤い・栄養まで奪ってしまうので、低刺激性のものが良いです。

例えば敏感肌用、ダメージヘア用、アミノ酸系のシャンプーですね。

また、保湿性の高いシャンプーやヘアパックもおすすめです。


髪にダメージを受けたということは、頭皮にも同じだけダメージを受けたと考えてよいでしょう。

頭皮は紫外線を浴びることにより肌と同じく老化しますので、しっかりとケアすることが大切です。

頭皮はまずシャンプーなどでしっかりと汗や汚れを落とし、清潔な頭皮に戻します。

そのあとは皮脂成分(オレイン酸)が含まれるホホバオイルや椿油などで頭皮をマッサージなどを行い、頭皮に血行を巡らせることで栄養を行き渡らせましょう。


栄養補給



ダメージを受けた髪や頭皮には栄養を与えましょう!

紫外線により活性酸素が発生すると老化がどんどん進みます。

食べ物としてはゴーヤやカボチャなどの夏野菜にはビタミンCなど抗酸化物質が含まれており、酸化による老化を防ぎます。

また、髪の主な成分はタンパク質でできているので卵や鶏肉などを取り入れた料理で髪に栄養補給をしてあげましょう。


髪のダメージが目立つ時はカラーリングを避けたりこまめにカットをするなど、少し気をつけてあげることで夏終わりの髪に差がでます。
「髪は女の命」ともいわれる通り、大事にケアしてあげることであなたの見た目年齢も大きく変わってきますので美髪をキープして夏を乗り切りましょう!